早生まれって不利?早生まれの男の子3人育児で感じるメリットデメリット


早生まれってやっぱり可哀想なのかな!?

うちの子、みんな早生まれなんです!
男の子を3人育児中です!なんと全員早生まれ!!
早生まれは不利とか、損とかいいますよね。
メリットデメリットはあるのか、実際育児していてどうなのか?
まとめました!
早生まれとは?育児にどう影響するの?

早生まれってなに!?というところから見ていきましょう。

どこかで学年を区切るから、早生まれ遅生まれがあるのは、しかたがないですよね。
早生まれの定義と誕生日ルール
日本では「4月2日~翌年4月1日生まれ」の子どもたちが同じ学年になります。
そのため、1月〜3月生まれの子は「早生まれ」とされ、同学年の中でも年齢が一番小さいグループになります。
早生まれ遅生まれの発達への影響
たとえば、4月生まれの子と3月生まれの子では、1年近い差があります。
この差が、乳幼児期には想像以上に大きく、体力や言葉、情緒発達の差も感じやすいです。
これは成長のタイミングの違いなので徐々に差は無くなっていきます。
ただ、早生まれ遅生まれが学力などに影響を及ぼすという統計もあるようです。
↓


うぇ!そうなのか!!
どんな早生まれにメリットデメリットがあるのかまとめました↓
早生まれのメリット(一般論)

- 社会に出るのが早いので生涯年収も多い
- 周りの刺激で成長が早まることもある
- 大人になると同級生より若い
社会に出るのが早いので生涯年収も多い
社会に出る年齢が早くなるのは、人生全体で見れば「得」とも言えます。
1年分早く就職すれば、その分の経験も積めますし定年は1年遅くなりますね。
周りの刺激で成長が早まることもある
早生まれの子は、年上の子たちに囲まれる環境で育つことになります。
そのため「追いつこう」とする姿勢が自然に育ち、結果的に社会性や自立心が育ちやすいということも考えられます。
大人になると同級生より若い
同級生より誕生日が遅いので一番若いです。

大人になると結構メリットだったりしますよね。
早生まれのデメリット(一般論)

- 児童手当の総額が少ない
- 体力や言葉の発達が遅く見える
- 早生まれは自己肯定感が下がりやすい
- 早生まれは4月入園が厳しく保活が大変
- プロ野球選手などは早生まれの人が少ない
児童手当の総額が少ない
児童手当が支給されるのは「中学校卒業まで」です。
4月生まれでも3月生まれでも同じなので、
支給開始は4月生まれのほうが1年近く早いのに、支給終了は同時期という謎制度です。
体力や言葉の発達が遅く見える
特に低月齢だと、3月生まれの子が生まれた時には同級生の4月生まれの子がもう立って歩いていますからね。
その子たちが同じ学年になると思うととても不思議な感じがします。
同級生として括られてしまうと、早生まれの子は発達が遅く見えてしまいますね。
早生まれは自己肯定感が下がりやすい
早生まれの子は、周囲の子より体が小さかったりまだできることが多くなかったりします。
そうなると、比較してしまって、自信を持ちにくい傾向があるようです。
早生まれは4月入園が厳しく保活が大変
0歳の4月入園をしたい場合、早生まれだと生まれてすぐの入園になってしまいます。

なかなか厳しいスケジュール!!
保育園、いつのタイミングでも入ることができれば焦る必要ないですよね。
激戦区だと生まれつきが重要になるのは正直しんどいですね・・・。
プロ野球選手などは早生まれの人が少ない

これは結構有名な話でしょうか。
野球選手は4月〜6月生まれの人が多いのだそうです。
学童野球や中学野球では、いわゆる“早熟”の選手が重用されるケースが多い。
身体の大きい選手のほうが速いボールを投げ、遠くまで飛ばす傾向が強く、目の前の試合に勝利しやすいからだろう。

体が大きい方が有利だから、小さい時に体が大きい方が有利、つまり早く生まれている(4月〜6月生まれの遅生まれ)の子が有利だということですよね。
まぁそうだろうとは思います。

早生まれの子はチャンスが少ないのかもですね。
早生まれメリットデメリット表
一般的なメリットデメリットを表にまとめるとこんな感じでしょうか。
早生まれメリット | 早生まれデメリット |
---|---|
社会に出るのが早いので生涯年収も多い 周りの刺激で成長が早まることもある 大人になると同級生より若い | 児童手当の総額が少ない 体力や言葉の発達が遅く見える 早生まれは自己肯定感が下がりやすい 早生まれは4月入園が厳しく保活が大変 プロ野球選手などは早生まれの人が少ない |

デメリット多く感じるなぁ!

こう見るとそうですよね・・・。実際我が家ではどんな感じなのか経験談まとめました!!
↓
3人全員早生まれ!子どもたちの様子や育児で感じていること

今までのは一般論。
我が家の男の子は3人全員1月〜2月の早生まれBOYです。
ついでにいうと母の私も1月生まれです。
我が家が実際どんな感じなのか、見ていきましょう!
早生まれって気にした?
実は母である私自身、早生まれ(1月生まれ)で、早生まれを損だと思ったことがほとんどありませんでした。
なので、子どもの早生まれを気にしたことはありませんでした。

事実として、「早生まれだな〜」と考えているだけです。
幼稚園などの集団生活、実際どう?
最近は満3保育が主流で、3歳になったら幼稚園の年少さんに入れますよね。
そうなると、随時「3歳ちょうど」の子がクラスにいるわけで。
早生まれも遅生まれもあまり関係ないですね。
しかも最近はトイレトレーニングや給食の時間も全然あせらせられることもなく個々に合わせて見てくれるところが多いです!

すっごく丁寧にゆっくり関わってくれるイメージです。
うちの子も「みんなと同じことができないと!」というプレッシャーはほとんど感じないようです。
それから、次男が通っている幼稚園は縦割り保育で年少さんから年長さんまでが同じクラスです。
おねえさんおにいさんの行動を見ながら真似したり、日々成長しているようです。
劣等感というよりは、「こんなふうになりたいな」と憧れを持ちながら幼稚園に通えているようですし、
上の子たちも下の子のお世話をしてくれるような環境なので、自己肯定感が下がるということはなさそうです。
小学校は?長男は少し発達が凸凹で心配もあった
あまり参考にならないかもしれませんが、我が家の長男はギフテッド傾向で3歳くらいには足し算をしたり、絵本をすらすら読んでいるような子でした。
なので、勉強面では特に早生まれで困っていたことなどはありません。
ただ、落ち着きなどの面は少し心配はありました。
なので、小学校に入る前に5歳児健診を受けたり学校へ教育相談をしに行ったりして、学校に馴染めるかどうか相談したりしていました。
1年生の時は少し落ち着かず、授業中に立ち歩いたりすることもありましたが、現在は小学3年生で授業を受けることや行事に参加することなどにも慣れてきたようです。
4月生まれの子と1年近く違えば、入学時の落ち着きは違うかもしれませんね。

小学校低学年くらいまでは、早生まれと遅生まれの差は結構あるのかも、と感じています。
「早生まれだから」という気持ちでおおらかにみることができる
逆に「早生まれ」だからこそ、子どもたちが何かつまづいたとしても
「まぁ4月生まれの子と一年違うもんね!そのうちできるようになるよ」
くらいの軽い気持ちで接することができています。
私自身が早生まれで大人になってから困っていることが何もないので気にしていないというのが一番大きいのかもしれません。
子どもたちの自己肯定感はどう?
うちの子は長男8歳、次男3歳、三男1歳です。
自己肯定感の評価ってなかなか難しいですが、
今の所はみんな自己主張が激しく、チャレンジ精神はあります。
自分に自信がなさそうには見えないです。

これからいろんな経験をして、育っていくものなのかな、と思います。
わたしの結論:早生まれということを気にするより本人を見てあげるのが一番

集団で見ると、早生まれや遅生まれで傾向があるのは間違いありませんよね(統計があるし)。
ただ当たり前ですが、結局発達は個人差が大きいです。
3人育児していて思うのは、それぞれ得意不得意があるし性格も全然違います。
いくら、「早生まれだから劣等感抱かないように他の子よりできるようにしてあげなきゃ!」と意気込んでも、
その子が興味がなかったり発達に合っていなければ、やらせること自体なかなか難しいです。
それよりも、好きなことを楽しめるように応援したり、興味を持った時にしっかりサポートしてあげることが親ができることなんだろうな、と思います。

好きなことやっている時の子どもの吸収力すごいですよね!
面白い本ありましたのでぜひ参考にしてみてください!!
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