ネントレはかわいそうで後悔する?泣かせなくてもできることから【夜泣き改善】
- 私がネントレした理由とやったこと。
- ネントレしたらどうなったのか。
私は次男が生後8ヶ月くらいの頃、ねんねトレーニングいわゆる『ネントレ』をしました。
ひどい夜泣きで眠れない日々を過ごして本当に困っていたからです。
本を読み、生活リズムを整える→寝かしつけの変更をするということをしました。
寝かしつけを授乳でしていたので、それを変える時に子どもはものすごく泣きました。
でも、どれだけ泣いても授乳で寝かしつけないようにしました。
「ネントレなんて必要?赤ちゃんなんて抱っこしてあげればそのうち寝るでしょ。神経質なママだな」って思いますか?
それとも、「子どもを泣かせ続けて放置して自分の時間を確保するなんてワガママな親だ」って思いますか。
「夜泣きなんて、いつかなくなるんだから我慢しなよ」って思いますか。
思う方もいますよね!わかります!!
実は私も次男の夜泣きが始まるまで、そういった考えを持っていました。
そしてその考えが身を滅ぼしそうになりました・・・。
生後半年たったころから次男の夜泣きがだんだんとひどくなり、夜は1時間おきに起こされるように。
最初はたまたまかと思いましたが数ヶ月経っても改善せず、それどころかひどくなるばかり。
親子で笑う時間が減り、私はいつも具合が悪くなりました。
何かがおかしいと思い、藁にもすがる思いでネントレ本を読み実践したところ、ちゃんと眠れるようになり、考えを改めました。
眠り方は、教えてあげないとうまく寝付けない子がいます。
そして、人間眠らないと思考も体もおかしくなります。
我慢すればいいという考えはとても危険だと感じています。
私は現在ネントレ賛成派です。
そこにいくまでにいろんな準備が必要ですので、なんの準備もしないでそこだけを真似するというやり方はしないでください。
赤ちゃんの月齢によってもできること違いますので、ぜひ本を読んでみてください!低月齢からでもできることあります。
私が夜泣きに困っていたころの育児と何をやったのか体験談を語ります!!
無知すぎてとても恥ずかしいのですが、今悩んでいるママの力になるかもと思って、書きました。
ネントレをした理由
わたしがあまりにも眠れなかったからです。
そして、次男もとっても機嫌が悪かったからです。
あまりに機嫌が悪くて小児科にいったこともありますが、「皮膚の状態で機嫌がわるいのかも?」という感じで軟膏をもらって終わりました。(薬を塗っても機嫌は特に変わりませんでした)
- 夜中1時間おきに泣いて授乳か立って抱っこ・揺れるを要求する
- 日中機嫌悪くてずっと抱っこマンか授乳
- ずっと泣いてるから離乳食がすすまない
上に長男もいて、長男のお世話もしないといけないので寝不足でも休んでいられません。
次男はずっと泣き続け、私は疲れ果てていました。
さすがに何か間違っているのかもと思い、ググりました。
(「夜泣き 本」とかで検索したような。)
そして、1冊の本に出逢います。
それがこちら⇩
ネントレと夜泣きが関係あると思っていなかった私
この頃のわたしは夜泣きは我慢するものだと思っていたし、
『個性』だと思っていて、よくなるものだと思っていなかったんです。
ネントレ=母が楽をするためだけにやるものという意識がありました。
まず、この考えが間違いすぎて恥ずかしいです・・・。
でも本にはネントレでひどい夜泣きが改善した、と書かれていました。
なので、ヒントがあるかもしれないと思い読み進めることに。
すると、わたしが明らかに息子の夜泣きにつながる行動をしていることがわかりました。
我が子の夜泣きの原因で考えられたこと
本を読んで、赤ちゃんの睡眠によくないことをやっていることに気づきました。
色々原因が思い当たります。
明らかに私が息子の睡眠を邪魔していました。
こんな感じでした⇩
- 朝本人が起きるまで極力ほっとく。出かける間際に起こす
- 離乳食や昼寝の時間はこっちの都合でバラバラ
- 夜私が寝るまで明るいリビングに居させる
- リビングのテレビは夜もつけっぱなし
- ルーティンなどは面倒なのでしない
- 授乳での寝かしつけ(授乳寝落ち)
- 夜間泣いたらすぐ授乳
今思うと赤ちゃんがゆっくり寝る環境じゃないですね。
私がやったネントレの内容
夜泣きの原因を作っていたのは自分かも、と気づいたわたしは本を参考に1つ1つ改善していくことにしました。
私がやったのは主にこの3つです。
- 生活リズムの見直し
- 体内時計を整えるために光の調整
- 寝かしつけ方法の変更(授乳寝落ちをやめる)これは最終手段!!
①生活リズムの見直し
ここに一番力を入れました!!
我が子は生活リズムがバラバラで体内時計が狂っていて、時差ぼけのようになりうまく眠れなかったようです。
まぁこんな新生児のような生活してたらね・・・。
- 朝本人が起きるまで極力ほっとく。出かける間際に起こす
- 離乳食や昼寝の時間はこっちの都合でバラバラ
- 夜私が寝るまで明るいリビングに居させる
- リビングのテレビは夜もつけっぱなし
- ルーティンなどは面倒なのでしない
- 授乳での寝かしつけ(授乳寝落ち)
- 夜間泣いたらすぐ授乳
赤字のところが、生活リズムを狂わせていた主な原因ですね。
この頃、泣き疲れるのか朝6時から8時くらいの間だけわりと長く寝るので、起こしたらもったいない!と思っていました。
なので、長男の幼稚園バスの時間ギリギリまで寝かせていました。(時間になったらむりくり抱っこして連れて行く)
別に夜中までパーティーしてるわけじゃないし整ってると思ってたんだけどね。
でも、思っていただけだったんですね。
今思うと、私の楽な生活に息子を付き合わせていたのでした。
そこで、
朝は決まった時間に起こす(カーテンを開けて、自分で起きるように促す)
離乳食も大体同じ時間にする(食べないけど、時間は確保する)
昼寝も毎日同じ時間にさせる努力をする(ここは抱っこ紐で散歩とか毎日同じ時間で)
寝る前のルーティンを作る(お風呂→授乳→絵本→寝室へと決める)
ということを実践しました。
②体内時計を整えるために光の調整
体内時計をリセットするために、朝しっかり光を浴びる・夜は暗くというの大切です。
それが、全くできていませんでした。
- 朝本人が起きるまで極力ほっとく。出かける間際に起こす
- 離乳食や昼寝の時間はこっちの都合でバラバラ
- 夜私が寝るまで明るいリビングに居させる
- リビングのテレビは夜もつけっぱなし
- ルーティンなどは面倒なのでしない
- 授乳での寝かしつけ(授乳寝落ち)
- 夜間泣いたらすぐ授乳
赤ちゃんにあまり昼夜は関係ないかと思って、夜間も明るくてうるさいリビングですごさせていました。
お風呂も夫が帰ってくるまで待って、夜遅く(21時くらい)に入れていたこともよくありました。
今考えると、赤ちゃんが昼夜のリズムをつける機会を完全に奪っていました。
そこで、
日中は明るいリビングで遊んだり、外に出て散歩をして過ごす
夜は夕方から電気を徐々に暗くしていく
20時前には寝室に連れて行く
ということを実践しました。
③寝かしつけ方法の変更(授乳寝落ちをやめる)
私は授乳寝落ち&添い乳で次男を寝かせていましたがこれが癖になっていました。
夜間起き上がらなくてよくて、楽だったのですが、それが(我が子の場合)入眠の癖になってしまいました。
- 朝本人が起きるまで極力ほっとく。出かける間際に起こす
- 離乳食や昼寝の時間はこっちの都合でバラバラ
- 夜私が寝るまで明るいリビングに居させる
- リビングのテレビは夜もつけっぱなし
- ルーティンなどは面倒なのでしない
- 授乳での寝かしつけ(授乳寝落ち)
- 夜間泣いたらすぐ授乳
授乳じゃないと眠れないし、おっぱいを吸っていない状態じゃなくなったとたん、目が覚めるようになってしまっていたのです。
(ちなみに授乳しまくってるので飲みたいわけじゃない、唸りながら寝ます。明らかにお腹空いているわけじゃなかった)
なので、寝かしつけの方法を授乳ではなく、赤ちゃんを布団に置いて、トントンする方法に変更しました。
ここでギャン泣きしても耐え続けないといけません。
ここがネントレかわいそうと言われるところですね。
ただ、これは最終手段です。
ずっと泣いている赤ちゃんを見守る(私の場合はひたすらトントンのみし続けました)のは楽しいものではないです。
それでもやらないといけないと思うぐらい、眠れないのが息子も私もお互い辛いことだと思ったんです。
夫も、夜泣きがひどい時は本当に大変だったと思います。(夜中1時間くらい抱っこ紐で抱っこしたりしてくれていました。)
泣かせるのは最終手段でした
生活リズムを改善して、かなり寝るまでの時間が短縮されたり、寝ついてからしばらくはぐっすり寝るようになったのですが、
(それだけでもだいぶ楽になりました)
ただ、一度起きてしまってからはどうして乳首をもくわえていないと眠れないのは変わらずででした。
そこで、最終手段の寝かしつけの変更もやってみることにしました。
ここで相当の覚悟が必要です!!
今までやっていた方法で寝かせてもらえないと、赤ちゃんも「なんでやってくれないんだ!!」(そのように聞こえました)とギャンギャン泣きます。
でも、泣いているからかわいそうとまた抱っこや授乳をすると振り出しに戻ってしまうので、新しい方法で眠れるまで見守るしかないんです。
わたしは、寝かしつけを授乳寝落ちからトントンで眠れるように変更しました。
次男の場合は初日は1時間以上泣いていたと思います。
しゃくりあげて泣き続け、最後に寝ました。
それが、日に日にだんだんと泣く時間が少なくなっていき、一週間後には10分くらいで眠れるようになりました。
そして、夜中も授乳ではなくトントンして寝かせられるようになりました。
徐々に手を出すのをやめていくと、少し泣いても一人で眠れるようになっていきました。
夜中に起きる回数も1、2回に減りました。
ネントレで夜泣きが改善して起こったこと
夜泣きが改善されたことで、生活が変わりました。
壮絶な夜泣きが改善され、眠れるようになったことで次男は日中の機嫌もすごく良くなりました。
抱っこマンじゃなくなり、おもちゃなどに興味を示して遊べるようになりました。
ご飯も少しずつ食べる量が増えていきました。
私自身も元気になって、また育児が楽しいと思えるようになりました。
昼寝もよく寝てくれるようになったので眠れるようになったので、自分の時間も確保できるようになりました。
時間ができたのでブログを始めました。
現在3歳の次男の様子
夜泣き中はあまりに機嫌の悪い赤ちゃんでしたが、
現在3歳の次男はおしゃべりで働く車が大好き。
ご飯もよく食べる活発な男の子です。
現在は、長男と次男と私と寝室に一緒に行き、寝かしつけています。
(三男もいます、先に寝ています)
3人目は新生児から光を意識した生活しています!
次男の壮絶な夜泣きが改善されてしばらくして、三男を妊娠しました。
三男は新生児の時から昼夜のリズムをかなり意識した生活をしました。
そのおかげで生後2ヶ月頃には夜よく眠るようになりました。
現在、1歳の三男は、寝室に連れていきしばらくすると自分で寝ます。
ただ、うちの子はセルフねんねできるからと言って、絶対10時間続けて寝ます!!というわけではないです。
これもその子によると思います。
今朝も4時くらいに起きて、私の髪の毛引っ張ってました。
それでも、あの壮絶な夜泣きがないことを思うと本当にありがたいです。
まとめ
ネントレをやってみて、私は後悔していません!!本当に良かったと思っています。
生まれた時から、眠るのがとっても上手な子もいます。
でも、そうじゃない子もいるんですね。
人間って夜行性じゃないんです!!(当たり前)
夜しっかり眠れず、細切れ睡眠をとりつづけると大人だって子どもだって機嫌も具合も悪くなります。
身をもって体験しました。
『ネントレ=泣いていても放置すること』ではありません。
赤ちゃんをぎゃんぎゃん泣かせる前にできることたくさんあります。
なので、安心してまずは本を読んでみてできることからやってみるといいと思います。
一人で難しそうなら、話を聞いてくれるコンサルタントの方もいます。
夜泣きは我慢しなきゃいけないものではないです。
ママもしっかり眠れて自分の時間を大切にできることで、育児がより楽しくなると私は思います。
ママと赤ちゃんお互いのためにも、無理せず人に頼ったり何か改善点はないか探してみてください。
漫画バージョンもあります⇩