祝ドラマ化!『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』漫画感想
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』略して『おっパン』(って言うらしいです、さっき知りました)
実写ドラマ化ですって!読んでます〜!
多様性やいろんな価値観を考えることのできる、今の世に相応しい漫画だと思います。
タイトルで読まず嫌いしてたら勿体ない!
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
読んでみなさんもおっさんと一緒に価値観アップデートしませんか?
おすすめポイント紹介していきます〜!
世の中のおっさんたちに読んで欲しいーって思ってましたが、実写ドラマになるならたくさんの人の目に触れますね。
【発表】原田泰造が主演、 LINEマンガ『おっパン』実写化!来年1月6日スタートhttps://t.co/3vv5Ok62On
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 5, 2023
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』は、古い価値観を持つ主人公の51歳・沖田誠が、常識をアップデートして家族の信頼を勝ち取っていくハートフル・ホームコメディー。 pic.twitter.com/6wAsZbyTSN
主人公のおっさんが原田泰造さんも納得です。ちょうど良い感じがします。
漫画のおっさん、ちょっとイケおじすぎるのよね。
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おっさんがある出会いをきっかけに価値観をアップデートしていくお話
昭和人間でふるーい価値観のおっさん(沖田誠)が主人公です。
自分の価値観が正しいと思いすぎて暴走し、一番大切だと思って大切にしてきたはずだった家族にも疎まれているところ、
ゲイの青年、大地と出会って自分の価値観の狭さを痛感し、少しずつ変わっていこうとする話です。
\🩳最新刊5巻発売🩳/
— LINEマンガ (@LINEmanga) July 14, 2023
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
ゲイの青年・大地との出会いで変わった──。
世間の常識・偏見で凝り固まったおっさんの
価値観アップデート・コメディ作品です☺️
▼今なら合計60話無料✨https://t.co/Mg1m9ufA7l@nerima_zim pic.twitter.com/tQb4Fnlfv1
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」漫画感想
タイトルは読んだら納得できる!
タイトルでなんのこっちゃとなりますが、ふざけた漫画ではありません!
最初ふざけたギャク漫画だと思いながら読んだのですが、全然違ってびっくりしました!
すっごく丁寧に作られている漫画です。
タイトルがどういう意味かって言うと、要はおっさんのパンツがどんな柄だろうがどんな形だろうが別に関係ないのと同じように、人の趣味嗜好について他人がとやかく言うことじゃないよってこと・・・だったはず。
おっさんが主人公の女性漫画って、まず斬新ね。
おっさんは未来の自分かもしれない
最初、価値観の古すぎるおっさんの無神経さに読んでいてイライラします。
でもそれじゃぁダメなんだとちゃんと気づいて、大切な家族のために、周りのために変わろうと頑張っている姿に泣けてくる。
おっさんの立場って多分他人事じゃない。
私だって今の価値観捨てられずに、いつか他人を傷つける立場の人間になっちゃうかも。
私自身、同性愛者の人たちに別に差別意識はないと思っていました。
でも、実際深く関わったこともなく、知ったかぶりしているだけかも・・・・
もし身近な人から相談されたりとか家族からカミングアウトがあったりしたらどう思うだろうとか、色々考えさせられます。
アウティングという言葉とか、知らなかった。
私も知らず知らずのうちに誰かを傷つけてること、あったかもしれない。
それなら傷つけないようにといろんな人と関わることを避けてしまっては成長もできない。
まずは漫画からでも、いろんな価値観があることを再確認しながら、おっさんのようにアップデートしていけたらなって思いました。
全ての人を優しさで包み込んでくれる漫画
多様性とかジェンダーとか語る時に、ヤフコメなんかでも辛辣か言葉が飛び交うところをよく見ますが、この漫画はそうではなく、全ての人を優しさで包み込んでくれるような癒しがあります。
おっさんが出会う青年、大地がいい子すぎるんよね。
ゲイであろうがなかろうが、人として尊敬できる。
きっと色々辛いこととが我慢していることたくさんあるだろうに・・・。
別にジェンダーのことに限らず、生きていたら人に言えないこととか傷ついた経験ってみんな何かしらあると思います。
年齢を重ねてくると面の皮も厚くなり、麻痺してきちゃうのか大体のこと、なんでもいいかぁと思えてきちゃうんだけど。
その鈍感のせいで誰かを傷つけてしまうかもしれない。
繊細なのが悪い、とかそのくらいのことで傷つくなんて、自分なんてもっとこうだったとか・・・言いたくなっちゃうのもわかる。
でも、「昔傷ついた自分」が厚い面の皮の下に隠れてるんだよなぁ、とも思います。
自分の大切な人、特に子どもにはあまりにも傷つけられる経験はさせたくないし、無闇に周りを傷つけてほしくないという思いもあります。
世の中には本当に多様な価値観があって、争いじゃなくてそれぞれが認め合うことができるかも、という希望を教えられる漫画じゃないかなーと。
漫画として面白い、おっさん可愛い。
テーマ性が強く一貫してるけど、ストーリーが面白いです。
ハラハラしたりほっこりしたり、笑えたり。
おっさんなんやかんや可愛いんですよ〜、応援したくなります!!
そんな感じで、めちゃくちゃセンスの塊の漫画です。
小学校の推薦図書に推したい漫画。実写ドラマ楽しみ。
おっさんのことって他人事じゃないんですよ。
俯瞰してみたら「おっさん酷いこと言うなー」とか、
「なんでやねん!!」とか思うけど
なぞの価値観に縛られていることってたくさんある。
自分の価値観と違ったら条件反射で拒絶しちゃったりする。
それでいいやと生きていくのか、理解してみようと耳を傾けられるのか。
それが成長し続けられるか止まっちゃうのかの違いかも。
人生ってずっとそれが続いていくんですね、きっと。
語りました。
子供の時からこういったジェンダーや多様性がテーマのわかりやすい媒体に触れておくことって必要だと思います。
そんなわけで私はこちらの漫画を推します!
『おっパン』は全人類に読んでほしいくらい素敵な漫画です!!
良いドラマが観られることを願ってますー。
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